オオマシコ   赤い鳥

大猿子
全長  17 cm  冬鳥
2019.12.12

 山を登って行くと、遠くの高い木に赤い鳥が二羽とまっているのが見えました。
 下で待っていると、鳥はこちらの様子をうかがいながらだんだん下に降りて来ました。


 オオマシコです。
 春に山に来た時はオスを一羽見かけただけだったのですが、今回は七羽から八羽います。オスやメス、それと若鳥もいるようです。

 図鑑によると、オスの成鳥は体全体が深い紅色で、額と顎の下が銀白色ということです。上の三枚の写真と次の四枚がそうだと思います。





 メスの成鳥はほぼ全身が褐色で、額から頭頂、喉から胸に赤みがあり、胸から脇には黒い縦斑があるということです。次の三枚の写真がそうでしょうか。




 オスの若鳥はメスの成鳥に似ているのですが、より赤みが強く、額と喉に銀白色の毛がうっすらと生え始めているようです。下の写真の二羽がそのように見えます。





 メスの若鳥は、赤みが少なく、全身に縦斑があるということです。
次の写真の鳥がそうでしょうか。オレンジ色の体に縦斑があります。

この下の写真の全体的に白っぽい鳥も、もしかしたらメスの若鳥かも知れません。
 なかなか難しいですね。